“Liking” English: 娘のスピーチ~メディアを通しての英語学習

長女が先月の終わりに英語弁論大会に出場しました。そのテーマはとても皮肉なことに、メディアでした。YouTubeから英語を学ぶことについてお話をしましたが、なぜそれが皮肉だったかというと、ちょうど弁論大会の前日まで、我が家でジャンクメディア断食をしていたからです。

本人の承諾を得て、スピーチとその和訳をここに載せます。(これで、感想文の中で「YouTubeだけはなくては生きていられない」と書いた娘が何番目の子だったか、バレてしまいますが!)岡崎市の光ヶ丘女子高等学校で開催された「第29回愛知県中学生英語弁論大会」でしたが、奨励賞を受賞することができました。出場者60人のうちのトップ6位に入ったということです。 続きを読む

「源氏物語絵巻」を見に行きました!

10年に一度の、まさに期間限定の話題です。他に書きたいことがいろいろとありますが、ひとまずはこのご紹介から!

念願の「国宝 源氏物語絵巻」を見に行きました!昨日から12月6日まで、名古屋の徳川美術館で公開中!しかも、今年は徳川美術館・蓬左文庫開館80周年記念特別展で、全点一挙公開です!普通の年ですと、10日間ぐらい、2、3点を展示していますが、今年はなんと!3週間ぐらい、現存しているスベテの源氏物語の絵巻を公開しています(東京の五島美術館のものも含めてです)。

まさに10年に一度のチャンスです! 続きを読む

メディア断食⑤: 娘たちの感想文より

ジャンクメディア断食が終わって2週間が経ちました。その結果は、どうだったでしょうか。アメリカにいる父親からも聞かれました。「もう、全く要らなくなった?それとも反動でどっぷり?」と。断食が明ける時に、全員中学生の娘たちが書いた感想文では、次のようなことを書いていました。(誰が何を書いたかは、特定しない約束をしたので、明かしません!3人の文章から取り混ぜて載せます):

「前まで『やりたいけどムリ』だと思い込んでいたたくさんのことが、おどろくほどできたのだ。前まで前日に泣いてやっていたテストの提出物も無事終わり、テストもまあまあいい感じだ。メディア断食をしてよかったと、心から思った。」
「はじめの1週間ぐらいは、テストが近くなることもあって図書館などに行って勉強することで空き時間がうまった。でも、提出物などが終わってくるとそれもキツかった。『家にいなければ大丈夫』ということが私を支えて、ひたすら空き時間をつぶすようにした。だから土日とか、連休が多い時はキツかった。」
「私がジャンクメディア断食を終えて思ったことは、あまりふだんと変わらなかったと言うことである。いつもテレビの鍵がかかってるし、パソコンは開いてないし、アイフォンは〇〇よりかは用ないし、マンガは読む気がでればすごい読んじゃうけれど、ふだんはあまり読んでなかったし・・・。←雑誌も一緒。特に苦しかったことはなかったことがすごかったと自分で思う。次からアイフォンも全然使ってはいけないことにしてもいいと思う。」 続きを読む

メディア断食 ④: リソースについて考える

3つの大事なリソース: お金、時間、思いや考え。これらの使い方を考えるようになって欲しいという思いがあって、メディア断食をすることにしました。

9月28日から始めたジャンクメディア断食)。 「ジャンクメディアを見たい誘惑を感じたら、漫画とか雑誌を廊下にある箱に入れてくれれば、隠してあげるよ」と、娘たちに言いました。やってくれるだろうなと思いながら、その量を見て、ちょっとびっくりしました・・・。

しかもこれは、アメリカから購読している一冊の雑誌以外は、すべて自分たちのお金で買ったものです。お小遣いやお年玉を使ったり、親戚からのクリスマスプレゼントや誕生日プレゼントを図書カードにするようにしたりと、文房具も買うものの、漫画や雑誌を買うことが多いです。

少しの間、このメディアから自分を引き離して、客観的に見ることによって、自分に与えられているリソースについて考えるようになればいいなぁ~と、考えていました。これらの漫画や雑誌を手に入れるためには、かなりな額のお金が必要です。本当にこれから、これらのものにお金をここまでしてかけたいのか・・・一度 take a step back… 一歩離れて見てみないと冷静に考えにくいです。

そして、take a step back のもう一つの望みは、言うまでもなく、時間の使い方について考えて欲しかったのです。ビデオばかり見ていると宿題になかなか取りかかることができない・・・いつまでもネットで好きなお店の情報を見ていると、気がついたらもう、こんな時間になっている!!・・・大人でもコントロールしにくい領域ですので、自制心がまだ大人ほど育っていない子どもが、このような機会にでも自制を少しでも学ぶことができなければ、いつまで経っても時間の使い方についてじっくりと考えることができないまま人生が過ぎていってしまいそうです。少しは、いかにこのようなメディアに時間を費やしているか、自覚はできたのかしら?

そして、もっとも大事なリソースは、自分の「思い」や「考え」・・・脳への影響です。このようなメディアからある程度の期間離れることをしないと、自分がどのような影響を受けているのか、自分の内側を見つめなおすことがなかなかできないのです。やせ細った女性が楽しい音楽に合わせながらいろんなことをやっているのを常に目にしていると、「自分も楽しむためにはやせなきゃ」と思ったり、いつも可愛いお洋服を着て、完璧なメークをしているモデルが男子と一緒に写っているのを毎月毎月見ていると、「私も愛されるために似たような格好をしないといけない」と、無意識に思うようになります。「自分は今のままじゃダメだ」というメッセージがインプットされます。

誰の価値観を自分の脳みそに入れたいのか、少しでも考えるきっかけになったらよかったと思います。大企業が金儲けのためにやっていることを重視したいのか、自分の家族や聖書が語る「このままのあなたで大丈夫だよ、愛されているよ」という、自然体の人生、無理のない人生を重視したいのか・・・?これから一生の battleground、戦場です。自分の思いは自分でできるだけ守ることの重要性を少しでも垣間見ることができたらよかったと思っています。

(そして私自身はこのテーマが好きで、この課題についてなら、ブログのポストだけではなく、論文でも書けちゃいますので、まあ、今はこのぐらいにすることにしておきます!)

また、自分がどれだけこのようなメディアにのめり込みやすい、弱い人間であるかということについても考えて始めてくれたらよかったと思っています。我が家の娘たちは、まだ自分のソーシャルメディアのアカウントを持っていませんが、作るようになった時に、一つひとつが自分に与えている影響を、そして周囲に与える影響をよく考えてからスタートして欲しいと思っています。主人も最近、Facebookをしばらく断つようにしました(詳しくは本人のブログで)が、ソーシャルメディアが自分に与えていたプレッシャーから解放された彼は今、少しばかり清々しく映っています。

娘の間でも意外と好評だったジャンクメディア断食・・・。提出物が終わらなかったし、中間テストもあったので、4週間弱でしたが、今日(10月23日(金))の夜、みんなでそれぞれの感想を分かち合ってから、解禁します。これからは、テスト前に1週間やるという形を取るといいかもしれないと言っています。年に一回ぐらい、また長い断食をするかどうか、話し合って考えないといけないのですが、ひとまず、無事に終了しました。

予想以上に良い報告ができて、よかったです!!これからも、家族全員でメディアの使い方、メディアの影響を意識しながら過ごしていきたいと願っています。

メディア断食 ③: 経過報告

「メディア断食」を始めて2週間が経ちました。近くにいるいろんな人から、「どんなものを断っているの?」と、聞かれていますので、ここで我が家のメディア断食のガイドラインを再び説明します。

 

ジャンクメディア断食の間、やってはいけないこと:

普通にテレビを見る

DVDやビデオを見る

YouTubeの動画を見る

ウェブサーフィングをする

パソコンや携帯でゲームをする

雑誌を読む

漫画を読む

 

メディア断食の間、やってもいいこと:

ウォークマンに入っている音楽や、ステレオでCDを聞くのはOK

ニュース番組やニュースのウェブサイトを見るのはOK

友だちとメールやSMSをするのはOK

海外にいる友だちとスカイプをするのはOK

ダンスや合唱交歓会の練習に必要な場合のみ、YouTubeで曲を聞いてもOK

 

そして、背景として、我が家の今までのメディアとの関係をお教えしましょう。

私たち夫婦は一切テレビを見ません。ネットでのニュース動画を見たりはしますが、放映されている「テレビ」は全く見ていないのです。子どもたちは夕方のティーンズ向けの番組やNHKの海外ドラマを見たりしますが、日本のバラエティー番組やドラマはほとんど見ていません。ニュースをもっと見たいと言いながら、実際はニュースもほとんど見ていません。

家にあるDVDをやビデオも、95%が英語ものですが、娘たちはこれも頻繁に見ています。親は古い映画やミュージカルが好きなので、Shirley Templeを見たり、「雨に歌えば」や「サウンド・オブ・ミュージック」など、みんな大好きです。子どもやティーンズ向けの番組や映画もあったりします。また、数年前からはレンタルDVDを借りてきて、親が見せたいもの(「古典的な」Back to the FutureやE.T.など)や自分たちで見たいと思っているものを見ています。

けれども最近では、YouTubeの動画をやたらと、本当に本当にたくさん見ています。パソコンのパスワードは知らないので、親の許可がなくてはつけることができませんが、「学校のための調べ物があるから」と言われて、つけてあげると、気がつくと何時間も動画を見ています。ありがたいことに、その9割以上がアメリカのテレビ番組もしくはミュージックビデオです。セリフを聞き取ろうとして、暗記したりして、後で「どこでその表現を覚えた?」と私が驚くぐらい、俗語まで身につけています。また、PVの歌詞を検索して意味を調べたりすることによっても、英語力が間違いなく伸びています。けれども、それに費やしている時間が半端ではないので、一旦ブレーキをかけたいと思いました。

ゲーム機は、一度も所有したことがありません。一昔前までは、インターネットでのゲーム、しかも英語のゲームならやってもいいことになっていました。5年生ぐらいになって、学校のパソコン室を使うようになってから、初めて日本語でのゲームの世界があるということを知ったぐらいです。今では、スマホでアプリ内のゲームをちょっと楽しんだりはしていますが、「ゲームにハマった」というのは今まで一度もありません。ちょっとした暇つぶし程度にやっています。

二人はキッズ携帯(10個まで連絡先を入れられるもので、5個は非常用、5個はお友だち)を持っていますが、スマホは高校になってからということにしています。(親としては、本当はそれでも早いと思っていますが、これだけは避けられないです。)パパのスマホはtotally off limits、まったく触ってはいけないことになっていますが、ママのスマホは使ってもいいことにしています。パスワードはつけていますが知られています。テストの前とか、よっぽど使ってほしくない時にパスワードを変えたりすることがありますが、だいたいは使っていいことにしています。(どっぷり浸かってほしくないと思いながらも、現代技術を覚えるのも大切だと思っているからです。)それでも、It’s MY phone! と、叫ばないといけないぐらい、手放さない時があります。また、3人で常に、「ねぇ、見せて!」「私が次!」「なんで人が使っているのに取るの?」とか、喧嘩が絶えません。ふぅ~~。

また、小学校の時はそうでもなかったのですが、最近は漫画にハマっていて、自分のお金(親戚からの誕生日プレゼントはいつも図書カードにしています)で買ったり、レンタルしたりして、それバッカリ読んでいる時もあります。また、ティーネージャーの女子向けの雑誌も、お小遣いで買ったりして、何ヶ月分もの雑誌が家のあっちこっちにありますので、気がついたら手に取っては読んでいます。

これらのものへの思い込みを見なおして欲しいと思って、ジャンクメディア断食をすることにしたのです。

 

まだ途中経過ですが、どうなっているのでしょう?

時期を合わせて計画したわけではなかったのですが、断食を始めたのがちょうど中間テストの直前でした。なので、勉強に集中できてとても喜んでいます。

家に帰っても「普段からやっていること」ができなくなっているので、図書館に行って勉強しています。家に帰ってくるのが遅くて、ちょっぴり寂しい気もしますが、まあ、直接家に帰りたくない気もわからなくもないです。

最初は禁断症状が起きて、非常に機嫌が悪くなったりするだろうと思いました。けれども、意外とそういうこともなく、逆に笑顔が増えているようにも思います。けれども、本人たちは、「もっと疲れているような気がする」とも言っています。

やはり「やる」と決めた以上は、やる子たちだということがわかって、親ながら感心しています。

始める前にやりたいと言っていた、もっと勉強がしたい、もっとギターを弾きたい、もっと聖書を読みたい、というのはだいたいできています。

一人が、「ねぇ、ママ、ネットじゃないけど、エッツィーのアプリで散策するのもやっぱり、だめなんだよね?」と、聞いてきました。このようにして、だいたい自分だちで何を控えないといけないのか、何なら大丈夫なのかがわかるようになってきて、ステキだと思います。

その一方で、同じ子ですが、どうしても見に行きたい映画がありました(しかも一人で)。「それって、メディア断食に反していると思うけど」と思いながら、でも、確かに家の中と家の外とでガイドラインをはっきりさせなかったところ(例えば、友だちの家にいる時はどうするとか)があったので、まあ、大目に見てあげることにしました。「本当に、メディア断食に反しているだろうとわかりながらも、自分のお金と時間をそういうふうに使いたいの?」と、突っ込んでみましたが、結局本人は行くことにしました。ふぅ~~。ティーネージャーって、わからないところがありますね。

別な子は、今まで朝ごはん(我が家の朝は食べる物と食べる時間はみんなバラバラ)を食べていた時は、雑誌を読みながら食べていたのですが、それができなくなったので、今は新聞の広告を見ながら朝ごはんを食べています。

そして、やはり、スマホを手放すのは難しいですね。どうしてもスマホで何かをやっていないと気が済まないようなので、溜まりまくっている写真を見たり、編集したり、そしてやたらと自撮りとか、互いの写真を撮ったり、編集したり、加工したりしています。

理科のための調べ物、社会のための調べ物をしたり、志望高校の偏差値や受験に役立つ情報も調べたりしています。

そして動画は見てはいけないと言いながらも、スカイプは使っていいということなので、最近スカイプでアップされた、MinionsやMuppetsの数秒(長くても3秒)だけの画像スタンプを、繰り返し繰り返し、何回も何回も見たりしています。とにかく、動画を見ることに慣れているから、何かを見ないと気が済まない・・・という、恐ろしい中毒の心理というか、なんとかして規制から逃れる道をみつけようとする人間の性質というか・・・。

私たち親も、スマホの枕元依存対策は、慣れなくて大変なところがありながらも、やってよかったと思っています。私自身はこれだけはこのメディア断食が終わってからでも継続したいと思っています。

このアイデアを与えてくださった、尊敬するアメリカ人の人生の先輩に大変感謝しています。そして実行に移してみていもいいと、挑戦を受けてくれた娘たちにも感謝しています。

So far, so good!

メディア断食 ②: スマホ枕元依存脱出対策

今週から始まった我が家のメディア断食。その一部として、私と主人が枕元にスマホを置かずに、廊下で充電することにしています。そのためには、こんな工夫をしました。

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携帯チャージングステーションです。私が作りました。

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使っていなかったスパイスラックにほんの少し付け足しただけです。今は4台しか携帯が家にありませんが、電子ブックの「キンドル」(2台)とか、将来増えてくるだろう携帯のために、ワイヤーが通せる穴を8つあけました。現在後ろにあるパワーストリップは6個のコンセントがついています。

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そして、もう一つ、大事な対策があります。

目覚まし時計です。

私は前から使っている目覚まし時計がありますが、時々気まぐれなのと、どうしてもスヌーズを押しすぎてしまうので、念のため、廊下にあるスマホを絶対に起きないといけない時間にセットしています。そうすれば、たとえ目覚ましが鳴らなくても、寝坊しても、スマホのアラームを止めるために廊下に行かざるを得なくて、起きることができます。

そして目覚ましとしてずっと携帯(後にスマホ)しか使っていない主人のためには、普通の目覚まし時計を久しぶりに購入しました。

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なかなかいい音です。

そしてみんながちゃんと起きて来ています。

So far, so good!(今のところ順調です!)

メディア断食が始まりました

みなさん、これは何のための鍵なのか、わかりますか?

実をいうと、この大きさです。

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なんと、コンセント用の鍵です。

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そして、我が家では何のコンセントに使っているかというと・・・

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はい、そうです。 TELEVISION、テレビです。

娘たちは今、全員中学生です。中1、中2、中3と、恐ろしい世界の three teenage girls です。

小さい時に、私が何かをやりたい時に、よくテレビを見せていました。当時、アメリカにいて、人気番組の Dora the Explorer をいつまでも釘付けになって見ることができました。

ドーラと相棒のブーツのおかげで、私は何時間稼ぐことができたことか。

ですが、ある時、ずっとテレビを見せていた時に気づきました。数時間テレビを見た後は、全員とても機嫌が悪いのです。

あっ、テレビの見過ぎで機嫌が悪くなるんだと思って、それから控えめに見せるようにしました。

8年ぐらい早送り・・・

その間は、テレビを異常に頻繁に見るということもなく、図書館に行っては本を借りて来ては読んで、3人でお絵描きをやったり、工作を作ったりして時間を過ごしていました。

が、いつの間にか、NHKの海外ドラマ(iCarly や Victorious)に目覚めて、録画したものや、英語の聞き取りがある程度上手になってきてから、家にあるDVDをやたらと見たりするようになりました。

テレビの前での時間が長過ぎじゃない?という話し合いをし、なんとか制限をつけるようにしようということになりました。

鍵をかける方法はないかなぁと思って、見つけたのがコンセント用の鍵です。

テレビに鍵をかけなくても済むことが多いのですが、テスト前とか、夏休みの宿題を終わらせていない時とか、だいたい自分たちで、自制がきかないと感じる時・・・

「テスト勉強、あまりうまくいっていないよね。鍵かけようか?」と聞くと、恥ずかしそうに、下を向きながら、「うん。」と答える娘たち。

最近になって、時には、「ママ、ごめん、鍵かけてくれる?」と、自らかけるように頼んでくることがあります。

そしてもちろん、「ママ、鍵開けて・・・!」と、頼んでくることもあります。

でも、我が家の最近の現状でいいますと、テレビだけではなく、様々なものに本当に囚われ過ぎになっています。YouTubeのビデオ、漫画、雑誌、ウエブサーフィング、パソコンやママのスマホでのゲームなどなどです。

私はこのようなものをJunk Mediaと呼んでいます。Junk Mediaとは、見なくてもいい、見なくても生活をしていくことができるメディアのことです。英語で言う、Junk Food(栄養のないオヤツやファストフードのこと)、Junk Mail(迷惑DMや迷惑メールのこと)など、なくてもいいもの、junk = ガラクタ、クズ、価値のないものを指します。

我が家の娘たちは、自分でもこのようなことに時間を使いすぎていることを認めます(同級生に比べると、まだ少ない方だそうですが・・・)。なので、ある人から聞いたアイデアで、Junk Mediaの断食をやることにしました。

昨日から始まりました。このようなメディアを、1ヶ月見てはいけない、使ってはいけないという断食です。反則したら、500円罰金、もしくは1週間、家事をすべて手伝うという条件です。

メディアをすべて取り上げるわけではありません。ニュース番組やニュースのホームページは見ていいです。友だちとのメールはやっていいです。普通の本(漫画でない本)は、好き放題に読んでいいです。

そして、少しの動機付けをもしました。溜まりまくっている通信教育の提出物をすべて終わらせれば、1ヶ月ではなくて、3週間にしてあげると。

しかも月曜日から始まって、月曜日に終わるのがちょっとかわいそうなので、9月28日から始まって、提出物が終われば、10月16日の金曜日までということにすることにしました。

うちの子たちは理性がよくはたらいて、よくもこの計画に同意したものだと、我ながら感心しています。きっと、最初のうちは禁断症状のようなものが起きてもおかしくないと思っています。覚悟しています。余計に機嫌が悪いかもしれません。けれども、そのうち、宿題を、テスト勉強を、溜まっている提出物を終わらせる喜びをも味わえるはずです。そしてJunk Mediaがいかに自分の日常の一部になっているのか、思い知る時間となって、終わってからここまでドップリ浸かるのはやめようと、思うようになってくれれば、やった甲斐があったと言えるようになればいいなぁと思っています。

おまけに、親のための挑戦もあります。

つい目覚まし代わりに使ってしまっているスマホですが、枕元にあると、朝一番にスマホを見るという、自分でもイヤ~な習慣がついてしまっています。また、寝る直前や夜中に起きてブルーライトを見るのは脳にとって本当に不健康だということを知っていながらも、ついついやってしまうので、これを機に枕元スマホ依存症から脱出したいと思っています。この断食の間は、親は二人とも携帯を枕元ではなく、廊下で充電することを約束します。枕元にあると、懐中電灯だったり、目覚ましだったり、便利なことがたくさんありますが、朝目が覚めて立ち上がらないうちにスマホを見るのはどうかなぁ~と、最近感じるので、子どもたちのJunk Media断食に合わせて、廊下で充電することを約束します。

家族揃ってがんばらないといけない、チャレンジに満ちた3、4週間になりそうですが、終わってから良いご報告ができるように、5人合わせてがんばりたいと思います。応援、よろしくお願いします!!

ただいま 放送・配信中

2008年から関わっている新城市市政番組「いいじゃん新城」。豊橋ケーブルネットワークTEESが制作している番組ですが、私が関わっている様々なことの中で、もっとも楽しみにしている活動のひとつです。

高校の時に「テレビ制作部」に入っていて、企画、レポーター、カメラマン、編集などをしたり、大学の時にケーブルテレビ局でカメラマンやディレクター兼スイッチャーをしたりする経験がありました。テレビ制作がとても好きで、一時は将来の夢でした。なので、こんな形で、大好きな町を宣伝するためにテレビ制作に少しでも関われるのはとても嬉しいことです。

編成委員会の会議は、日本的(とても特殊)な会議を見ることのできる貴重な時間です。

また、番組の計画や収録で、新城市の様々なことを知ることができたり、様々な場所に行くことができたりして、本当に楽しい時間です。

本来は、TEESエリアの豊橋市、田原市、新城市でしか見ることができない番組なのですが、2013年から「いいじゃん新城」のネット配信も始まりました。 [それが、残念なことに、環境によって見られない場合があります。我が家では、インターネットエクスプローラーの64ビットバーションでは見られますが、通常使っているブラウザーでは見ることができません。] そのネット配信の番組内での初めてのお知らせは、ちょうど両親が日本に来ていて、国指定重要文化財である望月家の釜屋建民家での収録でしたので、思い出深いものでした。

さて、本題ですが、ただいま放送中(9月30日の午後3:30まで)のいいじゃん新城は、私がナビゲーターをさせていただいていて、「ほのかだより」では、穂積亮次市長にインタービューをしています。10月3日が合併市政10周年記念の日ですが、10年間の振り返りと、これからのことを穂積さんに伺うことができました。穂積さんはお話が本当に達者で、時間内に要点をまとめてとても簡潔に話される様子に毎回感動します。今回も期待にたがわず、とてもいい時間を過ごすことができました。

取材当日はカメラを持って行ったにもかかわらず写真を撮るのを忘れたので、スクリーンショットですが、様子はこのとおりでした。

また、ご使用の環境によって、見ることができるかどうか、試してみないとわかりませんが、配信へのリンクはこちらです。

これからも、いいじゃん新城、よろしくお願いします!いつも街なかで声かけられるのを、とても楽しみにしています!!

「こども農学校の思い出」 by 山﨑ランサム 窓香

「第11回 あぐりスクール全国サミット in 東京」 において、長女がおこなったスピーチの原稿です。

「こども農学校」には、3年生の時から6年生の時まで通っていました。毎年同じようなことをやっていても、「来年はもっと上手にやろう」とか、次は何をやるかと期待していたら毎年が本当に楽しい思い出になりました。その中で私は食べ物について、命の大切さについて、農業について、専門的ではないかもしれませんがたくさん学びました。

農学校に通ったことによって、食べ物を育てることはもちろん、食べたり、食材を買ったりするときにも、使われている材料や生産国などを気にするようになりました。

例えば、冬に「きゅうりと大根どっちを食べる?」と聞かれたら当たり前のよう「大根!」と答えるように、「旬」という概念がわかるようになりました。

また、外国よりも日本の食材の方がクオリティーが高いということがわかりました。実際、去年の冬休みにアメリカからおばの家族が来日しました。その時、専業主夫であるおじがミックスを使わずに基本の材料からホットケーキを作ってくれて、「アメリカのと同じレシピなのに日本で作った方が断然おいしい!!」と言ってくれました。

また、命の大切さについても学びました。私たちが生きるためには他の動植物の尊い命が失われていることがよくわかりました。だからこそ、「食」に感謝します。きれいな場所ですばらしい食材で作られたものが食べられるということは喜びになりました。

もちろん農学校ですから農業についても学び、考えさせられました。最も関心を持ったのは自分たちの手で作物を育てるということです。毎年手作業で田植えと稲刈りをやってきて、私も少しは昔一つひとつ手作業をしていた農家の人たちの気持ちがわかりました。そのころは、家族のみんなが農業を手伝っていました。今、労働力をそれほど必要としない機械化で便利になってきています。でも、一つひとつを丁寧に気持ちをこめて育てたいという面では手作業でやりたいなと個人的に思いました。

個人的に最も成長したと思うのは、農学校がきっかけになって自分で食事を作るようになったことです。初めて作ったのはちょうど3年生のころで、「自分たちだけで夕飯を作って!」という母の何気ない一言から、毎週木曜日は自分で作る日と決めて妹2人と協力して作っていました。でも、最初の方は失敗することも多かったです。キャベツをレタスと間違えて買ってきたり、ハンバーグを作ろうとして生肉を台所のあちこちにつけたり、5人家族なのに作った量が全く足りないということもよくありました。

でも、そのような失敗を重ねてできるようになったことが確実に増えていることが、成長につながっています。それにより、台所の使い方や、さまざまな料理の調理方法もわかりました。

4年間農学校に通って大きく変えられたのは私だけではありません。妹2人も農学校に通うようになりました。今でも『ちゃぐりん』を購読して毎月読んでいます。

田植えや稲刈りをした千枚田にアメリカ人である母もたくさん行くようになり、また、日本の食文化についていろいろ学びました。母は、それを題材にくみこんで日本語の弁論大会に出て、優勝することもできました。

私が農学校で過ごした4年間は、知識においても、人生においても、かけがえのない財産となりました。これからまだ農学校に通える歳の子どもの皆さんにも、通い続けることをお勧めします。

このような機会を与えてくださったJA愛知東の皆様に、心より感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。これからも全国の「あぐりスクール」が地域の子どもたちに良い成長の場を与え続けてくださることを願って応援します。これからもよろしくお願いします。

ご清聴ありがとうございました。

あぐりスクール全国サミット in 東京

8月27日(木)に、飯田橋レインボービルで開催された 「第11回 あぐりスクール全国サミット in 東京」 に行く特権に恵まれました。

それは、長女のおかげでした。

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長女は、小学校3年から6年まで、4年連続で 「JA愛知東 こども農学校」 に参加していました。農学校とは、毎年4月から12月まで、全10回にわたり、約60名の小学生に農業に携わり、食と農について学んでもらう企画です。半日だったり1日だったり、そして夏に1泊の合宿があったりと、食農についての勉強だけではなく、人格的にも大きく成長する場です。

近くの畑で野菜を育てて、合宿の時の食事に使ったり、秋のJAまつりで販売したりします。千枚田で裸足で田んぼに入り、手で苗を植え、鎌で刈り取ります。また、食事(豚汁、五平餅、ピザ、バウムクーヘンなど)を作ったり、こんにゃく工場やソーセージ工場を見学したり、牧場で家畜と触れ合ったり、藁や綿で工作をしたりと、4年間で本当にたくさんのことを体験してきました。

今年の2月に、JA愛知東のこども農学校が10周年記念の式典を開催しましたが、その時に、長女に4年間連続参加した卒業生の代表として挨拶をしてもらえませんかと依頼がありました。その時のスピーチ (「これについてしゃべったらどう?」とか、間接的なヘルプはしたものの、スピーチそのものは全部自分で書いた) がとても印象的だったらしく、2ヶ月後ぐらいに、「8月に同じスピーチを全国の大会でしていただけませんか」と、依頼されました。もちろん、喜んで引き受けました。

本番前の練習を一度も見ていなかったので、本当に練習したかどうか少し不安がありましたが、親でも感動するぐらい、本当に上手に発表することができて、とても嬉しかったです。

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また、私も食育や子どもに農業を覚えてもらうことに関してとても関心がありますので、食農教育に関する貴重なお話をいくつも聞くことができて、本当によかったです。

長女がこども農学校に参加したことによって、私自身の人生も大きく変えられました。

彼女が農学校に通い始めたのは2009年の4月でしたが、その1年前から家庭菜園を手がけていた私は、ひと夏だけでも大変多くのことを学び、そして本当に多くの感動を受けました。「作物を育てる、土に触れる、自然に学ぶ、この感動を子どもたちにも知って欲しい」と思い、農学校に登録しました。

そして、こども農学校の一環として、私も一緒に、初めて「四谷の千枚田」に行くことになりました。長女もスピーチで言っていますが、私も食について学び、千枚田に行って学んだことをスピーチの題材にしたら、日本語弁論大会で優勝することができました。そしてその優勝を機に、もっと多くの人に日本の田舎のすばらしさ、日本の農家の知恵の尊さに改めて目覚めて欲しいと思うようになって、現在の活動に至っています。

なので、長女のこども農学校への参加がなかったら、今の私もないと言っても過言ではありません。

長女のスピーチもすばらしかったけれども、万事が益となるように共に働くということを目の当たりにすることができて、大変感動的な時となりました。

???????????????????????????????この機会を与えてくださったJA愛知東の皆様と、全国サミットの皆様、そして食と農に興味をもって4年間農学校に通い続けた長女に心より感謝したいと思います。