久しぶりの着物

今月次女が中学校を卒業しました。子どもたちが入園した時はアメリカに住んでいましたので、入園式には参加したことがないけれど、卒園式、小・中の入学式、卒業式と、今までいくつもの式に出ています。けれども、着物を着たことは一度もありませんでした。

こちらの地方の風習では、卒業式は礼服と決まっていて、ほとんど全員の保護者が黒を身にまとっています。これは、アメリカ人の私にしてはとても違和感のあることです。なぜなら、アメリカでは、黒のフォーマルを着るのは、お葬式以外にほとんどありえないからです。おめでたければおめでたいほど、カラフルなフォーマルを着ます。なので、結婚式や卒業式になりますと、参列している人の衣装も含め、会場がとても華やかな雰囲気に包まれます。

けれども、(他の地方の人の話を聞いていると、どうやらこの点では東三河は結構珍しいそうですが)、こちらでの卒業式になりますと、華やかな服を着ているのは、着物姿のお母さんたちだけです。個人的に、私は少なくとも、黒だけは絶対に嫌だと思って、カラフルなスーツを着ることにしています。一番暗くても紺や茶色、時には緑や赤も着ます。

いつか着物を着たいなと思いながらも、自分のを持っていないし、着付けてもらうのも大変そうだし、半分諦めていました。けれども、最近はふたつのことがきっかけで、もしかしたら簡単に諦めなくてもいいかもしれないと思うようになりました。 続きを読む

2020年に学年開始時期を9月に移行することに関する提案

日本の学年が9月から始まったら、入試の時に雪が降ったり、インフルエンザが流行ったりしないだけではなく、世界各国の学年に合わせることができますので、留学したり、留学生を受け入れたりしやすくなります。

2020年のオリンピック前の最後の学期を使って、様々な学びができる「特別移行期間」を設定すれば、日本の学年開始を全国的にすべての学年において9月に移行することができるのではないかというアイデアを、しばらく前に思いつきました。昨年の暮れに、その提案の手紙を永田町と本郷に送りました。お返事はまだありませんが、みなさんはどう思われますか。その文面をここに転載します。

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Use 2020 to Move the Start of the Japanese School Year to September: An Idea

If only the Japanese school year started in September!  Then students taking entrance exams wouldn’t need to worry about getting the flu on exam day or winter weather keeping them from getting to the exam centers.  It would also put Japan in line with other school systems around the world, making things easier for exchange students, both those going to study overseas and those coming to Japan.

A while ago, I had the idea, “What if Japan used the final trimester prior to the Tokyo Olympics in 2020 as a ‘special transition period,’ where non-traditional classes could be held, and, after the Olympics, move the start of the school year at all school levels to September?”  At the end of the year last year, I sent my idea to two government ministers and the president of Tokyo University.  I have yet to receive a response, but I am curious what others think about this idea.

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新城市若者議会

先月のある日、家に帰ったら娘の写真が回覧板に入っているチラシから私の方を覗いていました。

娘は新城市若者議会の委員の1人です。新城市の「若者議会」は、年に一度の形式的なものではなく、意見交流会のような「若者会議」でもなく、予算が市から与えられて、年間を通じて定期的に活動をし、考え出した政策やアイデアを実行に移すことのできる、全国で初めての試みです。そういうこともあって、今全国からかなりの注目を集めています。

そこで、「主権者教育普及実践事業」の一貫として、若者議会のシンポジウムが新城市で今度の土曜日、2017年2月11日に持たれることになりました。昔から人前で発言をすることに積極的な娘ですが、まだ高校1年生なのに、パネリストの1人として出ることになりました。そこでチラシから彼女の笑顔が私の方を覗いていたのです。

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新城市若者議会が始まったきっかけは、世界ニューキャッスルアライアンスにあります。新城市は、1998年から、世界中にある「ニューキャッスル」という名前がつく都市との交流があって、2年毎にどこかのニューキャッスルで会議がもたれています。2008年からそれが市民レベルでの交流となり、その年に青少年の部も発足されました。2012年に日本の新城市から、数人の若者がイギリスのニューキャッスル・アポン・タインに行き、その街のYouth Council、若者議会を目の当たりにしました。そしてそこの若者たちが持っている、自分の市に対する熱意と関心に心を打たれて、このままだったら新城市はヤバイよ!私たちの、若者の想いとニーズ、新城市の将来に関する私たちの意見をなんとかして市政に届ける方法はないか?!と、悩み、そして行動しました。市長や市議会との話し合いを重ね、ユースの会、若者政策ワーキングという、二つの中間段階を経て、2014年に「新城市若者条例」と「新城市若者議会条例」(それぞれ平成26年新城市条例第56号、第57号)が公布され、2015年4月1日より施行されました。条例化することによって、新城市の若者議会を市長が変わっても残すことができるようになりました。 続きを読む

一時帰国記:滞在の巻 Our Trip to the U.S.

今回の一時帰国の私の個人的な目的は、とにかく家族とたくさんの時間を過ごすことでした。ミネソタにいる間は、それが概ねできたので、とても嬉しかったです。

今回、夕食を一番よく食べた場所は妹の家でした。子どもたちの習い事の予定などがあったりして、父母の家には行けないけど、来てもらうなら一緒に食べられるということでしたので、よく行きました。時には母が作ったのを場所を移してそこで食べたり、時には天才シェフの義理の弟の料理を食べたりと、娘たちがいとこたちと一緒に過ごせたのもよかったです。

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Because of how schedules worked out, we ate lots of dinners at my sister’s house.  Good cousin time!

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My brother-in-law is an awesome cook!  (My husband and my mom are good, too, but he’s hands-down awesome!)

また、母と一緒にクリスマスクッキーを作ったり、夕食の準備をしたりできたことも嬉しかったです。

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I loved being able to spend time with my mom, especially making Christmas cookies together!

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一時帰国記:飛行機の巻

年末年始に5年ぶりに一時帰国しました。アメリカでクリスマスを過ごしたのは、11年ぶりでした。

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12月17日の早朝、家族4人と5個のスーツケースを車に積んで、中部国際空港に向いました。あれ?5人家族ではなかったですか?と、思われる方・・・はい、その通りです。16才の長女は都合で、名古屋の知り合いの家に一泊させていただいて、次の日に後から一人で来ることになりました。

国際線を一人で?!しかも1回乗り換えがあるのに?!15才と16才の子どもは、一人で飛ぶことは許されているのですが、格安チケット会社ではチケットを売ってくれないので、直接航空会社に電話して購入しなければいけません。少しだけ割高でしたが、これも何とかなりました。長女はチョーワクワク。親はなんとかなるだろうと思いながらも、多少心配。でもそれなりの準備をちゃんとしました。 続きを読む

グランプリ! 娘の写真コンテスト

三女が全国の写真コンテストに応募し、中学校の部でグランプリを受賞しました!

そして恥ずかしいことに、その写真にはなんと、私が写っているのです!

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このコンテストは、「はたらくすがた」というもので、学生が大人が働いているところをカメラに収めていくのが目的です。株式会社アイデムが主催しているコンテストです。

子どもたちに、様々な「はたらくすがた」の写真を撮ることによって、仕事について、働くということについて考えさせることが目的だそうです。学校単位でエントリーすることもあって、学生個人の賞の他にも、小・中・高の各レベルの学校のコンテストへの取り組みを称える「団体奨励賞」もあります。子どもたちに、将来について考えるきっかけを与えます。また、高校レベルでは写真部の生徒も多くて、将来プロの写真家を目指している生徒もいますので、その意味でも、将来へのステップになるようなこのコンテストの主旨はとても良いものだと思います。 続きを読む

Break Down the Historical Wall:娘のスピーチ(優秀賞)

先月の終わりに、次女が岡崎市にある光が丘女子高等学校で行われた「第30回愛知県中学生英語弁論大会」に参加しました。そこで、60人の参加者のうち、優秀賞(2位)を受賞することができました。

スピーチのテーマは、8月に海外派遣で韓国に行った時に経験したことに基いて、「若い世代が韓国と日本の歴史の壁を取り壊す必要がある」ということについて話をしました。

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新城市では毎年、新城ロータリークラブの協力を得て、市内6つの中学校から20人の中学3年生が1週間韓国に派遣されます。今回の行程は、ソウルの観光や北緯38度線やウロクトンの見学、大邱(テグ)市の中学校との交流、大邱で2泊のホームステイ、そして慶州と釜山で観光をしてから帰るという、強行軍だけどとても充実した旅行をすることができました。 続きを読む

不在投票

11月の最初の月曜日の翌日。これがアメリカではElection Day(全国一斉投票日)と定められています。今年のように11月1日が火曜日の年は、1日が投票日になることがありませんが、それ以外の時は第1火曜日です。市町村の選挙や地方の議員の選挙など、なんらかの選挙が毎年この日に行われています。そして4年に一度は大統領の選挙です。

アメリカに住んでいた時は、大統領選挙の時には投票に行っていました。若いころ日本に住んでいた時は、わざわざ不在投票しようとまでは思いませんでしたが、10年前に日本に住むようになってからは不在投票を申し込んで、そして投票しています。

今年の選挙は、よく聞く声ですが、私も含め多くの人は、「この人がすごく好きで大統領になって欲しい」という「積極的に選ぶ」選挙ではなく、「この人は良し悪し色々あるけど、とにかくもう一人の立候補になって欲しくないから」という「消去法的に選ぶ」選挙になっていることは非常に残念だと思います。何故かと言うと、かなり多くの人が、いつも以上に、結果に納得が行かなくなって、国として前進していけなくなってしまうことが目に見えているからです。

ですが、そのような選挙であっても、私の一票を投じたいと思いって、不在投票の投票用紙を申請して、そして先週、郵送しました。

その過程自体が日本とどう違うのかよくわかりませんが、自分自身に取ってなかなか面白かったので、ここで紹介したいと思います。 続きを読む

メディア断食・第3戦:個人的に延長

1年前に初めて実行したメディア断食。その時は、我が家にとっては画期的なことで、娘たちにとっては多くの面での大きな学びになりました

その後、長女が高校生になり、自分のスマホを持つようになりました。ブログでは告知しませんでしたが、1学期の中間テストに合わせて再びメディア断食を宣言しました。次女と三女はまあ、だいたいにおいて守ってくれていましたが、自分のスマホをついに手にした長女は、かなり勝手にやっていました。(その後の長女だけの話ですが、「メディア断食・第2戦」だったのに、あまり真剣に取り組んでいなくて、高校で初めての中間テストの結果があまりよくなかったのです。そこで、期末テストの前には、自主的に、1週間、スマホに気を取られることがないようにと、学校に持って行きもしないで、家に置いておいて、帰ってから毎日30分だけ使うことにしました。すると期末テストの点数がすごくよくなったので、いい教訓になりました。)

メディアと自制とのやりくりが段々とわかってきた娘たちですが、今年の10月の中間テストの時期、3人がみな違う学校に通い、テストの期間がバラバラ、そして次女もおまけに弁論大会の準備とTOEICの勉強もあったので、10月3日から23日まで(最後のテストが24日でしたので)、「メディア断食・第3戦」を母親が宣言しました。 続きを読む