お隣さんのイチジク

私は無花果が大好きです。

でも、10年ぐらい前まで、意識して本物の無花果を見たことがありませんでした。

ほとんどのアメリカ人は、無花果といえば「聖書によく出てくる果物」だということと、「FIG NEWTON というクッキー」でしか知らないと思います。

このクッキーは、中に無花果のフィリングが入っている、とても有名なクッキーです。なので、アメリカ人は無花果の実を食べていて、味は知っていますが、少なくとも私の周りにいるアメリカ人は、本物の無花果を見たことがない人がほとんどだと思います。

今、我が家にスイスからの留学生が来ていますが、面白いことに、彼女も日本に来るまで本物の無花果を見たことはなかったと言いました。 続きを読む

市民まちづくり集会でのプレゼンテーション

1月24日(日)の午後に「市民まちづくり集会」に参加しました。参加者全員がテーブルを囲んでディスカッションをする市民まちづくり集会には初めて参加しましたので、とても楽しみにしていました。外国人として、ここで生まれ育った人には気づかないところが目にとまりますので、10分間のプレゼンテーションを頼まれました。「知らなかった新城、気づかなかった新城」と題して、新城がこの20年間でどう変わったか、そして昨年女性議会で提案した議題、新城の中心街を「昭和街(しょうわまち)」にするというアイデアを、より具体的、そして行政向きにではなく、一般市民向きに少し趣向を変えてプレゼンしました。(一つ前のポストでその原稿を読んで、パワーポイントのスライドショーとして紹介した写真を見ることができます。) 続きを読む

新城市「昭和街」の夢:プレゼンテーションの原稿

みなさん、こんにちは。今日は、新城という町について考えていただきたいと思います。まずは、これらの共通点は何でしょうか?

四谷の千枚田       軽トラ市         百間滝

ツール・ド・新城   コスモスの小路     桜再生プロジェクト

新城ラリー        のんすけ        梅の里川売

 

さて、共通点はわかりましたか? 続きを読む

昭和街・生きた博物館:私の新城市に対する夢です!

7月31日、新城市女性議会に議員として参加しました。とても貴重な体験でした。今日はその時読み上げた文章をここに掲載させていただきます。

2015.7.31

新城市女性議会

どりあ 山﨑ランサム

 

本日は、女性議会に参加させていただけることを心より感謝します。私は新城市が大好きで、今までもさまざまな形で新城市に貢献しようとしてきました。ですので、新たな形で関わらせていただけるのはとても嬉しいです。
本日私が申し上げたい課題は、女性としてと同時に、外国人、「外の人」の目で新城を見た時に感じること、新城の活性化についての課題です。
20年以上前に、初めて新城の旧道を車で通った時の印象を鮮明に覚えています。「なんとステキな町並みだろう!」 昔の日本がそのまま残っている、威圧感のない町並みだったのがよかったと思います。
この町並みを産んだ「昭和」の時代も今となっては歴史です。「昔」の町並みというと、観光スポットとしてよく取り上げられるものは、江戸か明治時代から残っているものです。けれども、新城の大半の人たちが「ダサい」と思っているこの町並みは、 20年、30年経てば貴重な歴史的財産になります。空襲を受けていない、この昭和の田舎町の町並みが邪魔ではないと、発想を切り替えて、町並みを保存することができれば、「昭和街(しょうわまち)」の「生きた博物館」として、新城市が大人気のツーリストスポットに生まれ変わることができるのではないでしょうか?私はこのような夢を見ています。
平成に入ってからの建物の大半は、四角くてデザイン性に欠けていて、外壁がパネリングというものがほとんどです。なので、 20年後には、「昭和街」の町並みが懐かしくなり、教育的になり、魅力に満ち溢れたものになります。一口に昭和といっても、戦前、戦争直後、経済成長期、バブル最盛期と、様々な「昭和」があります。町並みに60年以上の歴史が現れるところにこそ昭和の魅力があります。
この町並みを保存して活用するためには、「平成化調整区域」「昭和街都市計画特別区域」を作る必要があると思います。最小限残したい場所は東新町の交差点から橋向の交差点までの旧道沿いの地域ですが、平井の交差点から、新城駅前銀座、そして文化会館と市役所まで広げることができたら最も理想的だと思います。
この特別区域にある建物に関しては、家や店舗の中はいくら近代的でも、道に面した側面の外見は昭和風に作ったり、すでにある昭和の建物を修繕したりする必要があります。このために、持ち主に与えられる補助金制度を作ることが有効的だと思われます。
「生きた博物館」ができると、旅行客のために、様々な分野の懐かしいお店やポケットパークを作ることができ、また、何よりも、様々な形でいろいろな人に仕事をする機会が与えられます。
このビジョンを実現するには長期的計画になるという理解が不可欠です。最低10年、もしかしたら20年かかるだろうと思います。なので、すぐに結果が見えなくてもあきらめずに忍耐することが必要になってきます。長期的にこれを運営管理する組織が必要になります。少しずつ進めることによって、新城が変わっていきます。
また、「お金がないから」と言って、あきらめてしまう人が多くいると思います。けれども、市の予算を使うだけではなく、市民から寄付を募ったり、企業にスポンサーになってもらったり、大学の街づくり研究所や歴史研究所の協力を得たり、歴女のグループの協力を得たり、また、今流行りの「クラウドファンディング」を使ったりすることもできるのではないでしょうか。
「昭和街の特別区域・生きた博物館による新城の活性化」はやろうと思えばできることです。今なら「昭和街」の保存はまだ間に合います。後数年待つともう遅いです。
最後に質問としてですが、
1.) 「昭和街」をつくることによる活性化策に対する考えをお伺いします。
2.) 昭和の建造物を活かした景観保全の特別区域を設定することについての考えをお伺いします。
3.)「昭和街」の可能性の展望についての考えをお伺いします。
以上、3つの質問を致します。
ありがとうございました。

お帰りなさい! ~わが家を訪れる珍客たち・第5号

数年前から、毎年わが家を訪れる珍客が帰ってきました。「珍客」の「出没順」でいうと、たぶん5番目だと思います。いつもこんなところに居座っています。

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ヤモリがいること自体が変わったことではないと思いますが、いつも同じ所、しかもシルエットが異常に目立つ玄関のガラスのところにいるのがとても微笑ましいです。IMG_3377

毎年お会いできるのを楽しみにしています。今年も帰ってきてくれて、ありがとう、ヤモリ君!!

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わが家を訪れる珍客たち・第8号

「なんでまたうちに?!?」と思うぐらい、いろいろな生き物がわが家に現れます。そんなにド田舎じゃないのに・・・。私たちが住む新城市の中心部には、3万人ぐらいが住んでいますが、私たちの家はその街中の、2番目に交通量の多い道路沿いにあります。決して山の中ではないのです。この程度の「田舎」だと、現れて当たり前の生き物もあれば、「?!?」と思うものもあります。これこそ、「田舎」の面白いところですね。(多少面倒くさいところもありますが・・・!)

そのうちそれぞれの生き物を紹介したいと思いますが、まずは最近やってきた8番目の生き物からご紹介します。

4月半ば、雨が何日も降り続いていました。火曜日に車を家の横で停めていると、家の前にあるポーチの下で何かが動いています。また猫か?と思って見ていたら、あれ?動きが猫っぽくなくてウサギのように見えました。でも、ウサギ?なんで?ありえないと思って、その時は雨が降っていたし、急いで家に入りました。

IMG_3203次の日の午後、雨が止んだ後に確認すると、やはり真っ黒なウサギでした。憶病なウサギはポーチの端で顔を出しては、すぐに一番奥まで行ってしまい、しかも真っ黒なので、ほとんど見えません。英語教室に来ている子どもたちに言うと大喜びして、大騒ぎしながらしゃがんで見ていました。

IMG_3214木曜日の午後には、下校中の中学校の娘の友だちもウサギを見に来ました。また、生徒の一人が、鼻が敏感で、「糞臭い」と言いました。そうですよね、最低3日間はポーチの下にいるので、考えてみればそのはずなんですよね。けっこういい体型をしているウサギだし、真っ黒ということなので、野生ではないだろうと思いました。逃げたのか、捨てられたのかわかりませんが、わが家のポーチの下は、連日の雨宿りをするには居心地がよかったのかしら。Shizuku-1金曜日の夕方、車をいつものところに寄せようとすると、ポーチの周辺がとても散らかっていました。ポーチの前には軍手、ポーチの下には箒、ポーチの上には厚手のテープと、すぐに外れてくるポーチの柵の棒が数本落ちていました。しかも中学生の娘のスクールバッグが玄関先においてありました。軍手がその上にもありました。

これは、友だちのBちゃんがウサギを捕まえて、家に連れって行ったに違いないと、直感でわかりました。(Bちゃんは大の動物好きで、目がまだ開いていない捨て猫を英語のレッスンの時に連れてきたことがあるぐらいです。)

Bちゃんの家がすぐ近くなので、行ってみたら、案の定、Bちゃんと娘がいて、黒いウサギが段ボール箱の中に入っていました。

話が長くなるので、端折りますと、ウサギはBちゃんのお宅で貸していただいた犬用のゲージの中に入れて、我が家で2泊、Bちゃんの家にも2泊ぐらいしてから、以前にウサギを飼っていたことのある優しい飼い主のところに行きました。後からBちゃんに聞きましたが、名前は「しずく」になったそうです。

IMG_3216Shizuku-3そしてウサギが雨宿りしていたポーチの下は、土曜日に腹ばいになって入り込んで掃除しました。土埃とたくさんの枯葉とウサギの糞で、掃除機の袋が2袋いっぱいになりました。

いつもにないアドベンチャーに満ちた一週間でした。田舎ならでは・・・ということでもないと思いますが。なぜ、生き物がわが家を選んでやって来るのでしょうかねと、知り合いがみんな口を揃えて言っています。