ただいま 放送・配信中

2008年から関わっている新城市市政番組「いいじゃん新城」。豊橋ケーブルネットワークTEESが制作している番組ですが、私が関わっている様々なことの中で、もっとも楽しみにしている活動のひとつです。

高校の時に「テレビ制作部」に入っていて、企画、レポーター、カメラマン、編集などをしたり、大学の時にケーブルテレビ局でカメラマンやディレクター兼スイッチャーをしたりする経験がありました。テレビ制作がとても好きで、一時は将来の夢でした。なので、こんな形で、大好きな町を宣伝するためにテレビ制作に少しでも関われるのはとても嬉しいことです。

編成委員会の会議は、日本的(とても特殊)な会議を見ることのできる貴重な時間です。

また、番組の計画や収録で、新城市の様々なことを知ることができたり、様々な場所に行くことができたりして、本当に楽しい時間です。

本来は、TEESエリアの豊橋市、田原市、新城市でしか見ることができない番組なのですが、2013年から「いいじゃん新城」のネット配信も始まりました。 [それが、残念なことに、環境によって見られない場合があります。我が家では、インターネットエクスプローラーの64ビットバーションでは見られますが、通常使っているブラウザーでは見ることができません。] そのネット配信の番組内での初めてのお知らせは、ちょうど両親が日本に来ていて、国指定重要文化財である望月家の釜屋建民家での収録でしたので、思い出深いものでした。

さて、本題ですが、ただいま放送中(9月30日の午後3:30まで)のいいじゃん新城は、私がナビゲーターをさせていただいていて、「ほのかだより」では、穂積亮次市長にインタービューをしています。10月3日が合併市政10周年記念の日ですが、10年間の振り返りと、これからのことを穂積さんに伺うことができました。穂積さんはお話が本当に達者で、時間内に要点をまとめてとても簡潔に話される様子に毎回感動します。今回も期待にたがわず、とてもいい時間を過ごすことができました。

取材当日はカメラを持って行ったにもかかわらず写真を撮るのを忘れたので、スクリーンショットですが、様子はこのとおりでした。

また、ご使用の環境によって、見ることができるかどうか、試してみないとわかりませんが、配信へのリンクはこちらです。

これからも、いいじゃん新城、よろしくお願いします!いつも街なかで声かけられるのを、とても楽しみにしています!!

英語コンベンションに参加しました!

8月7日(金)、新城文化会館小ホールにて、新城市教育委員会が毎年主催している「英語コンベンション」という、英語の発表会がありました。毎年様々な出し物があって、歌もあり、スピーチもあり、寸劇もあります。今年で21年目を迎えました。各小学校、中学校からの参加が多いのですが、一般の方々も申し込んで参加することができます。私の英語教室 「ふれんず・いんぐりっしゅ」 からは、ここ5、6年間、毎年参加していて、欠かせない恒例行事の一つになっています。

子ども園(新城市特有の、保育園と幼稚園が一緒になっているもの)の部、小学校低学年の部、小学校高学年と中学校の部の3つに分かれて、それぞれ違う歌を歌いました。5月ぐらいから教室の各レッスンで練習をしていました。後は「お家でCDを聞いて覚えてね」と言って、歌を覚えてもらっています。当日のリハーサルで初めて複数のレッスンの生徒たちが一緒になります。でも、みんながそれぞれしっかり練習しているので、いつもいいステージに仕上がってきています。

Father Abraham

子ども園の生徒と、低学年の生徒はみんな一緒懸命で、とても上手に歌詞や振りを覚えていて、とっても可愛いかったです!

The Ants Go Marching

そして今回、特に感動したのは、高学年と中学校の部の生徒のステージでした。Ben E. KingのStand By Meを歌いました。

Stand By Me-1

最初は孤独で、だんだんと元気が出て、友だちが側にいれば大丈夫!という、ちょっとした演技を入れました。5つの違うレッスンで練習をしていましたが、その時は、声がほとんど出ていなくて、演技も中途半端で正直言って本当に心配でしたが、まあ、なんと本番に強いこと!声が本当に驚くぐらいしっかりと出ていて、演技も上手で、本当に素晴らしく感動的でした!!

Stand By Me-2

この機会を毎年与えてくださっている教育委員会の皆様に感謝します!

See you next year, too!! Thank you!!

昭和街・生きた博物館:私の新城市に対する夢です!

7月31日、新城市女性議会に議員として参加しました。とても貴重な体験でした。今日はその時読み上げた文章をここに掲載させていただきます。

2015.7.31

新城市女性議会

どりあ 山﨑ランサム

 

本日は、女性議会に参加させていただけることを心より感謝します。私は新城市が大好きで、今までもさまざまな形で新城市に貢献しようとしてきました。ですので、新たな形で関わらせていただけるのはとても嬉しいです。
本日私が申し上げたい課題は、女性としてと同時に、外国人、「外の人」の目で新城を見た時に感じること、新城の活性化についての課題です。
20年以上前に、初めて新城の旧道を車で通った時の印象を鮮明に覚えています。「なんとステキな町並みだろう!」 昔の日本がそのまま残っている、威圧感のない町並みだったのがよかったと思います。
この町並みを産んだ「昭和」の時代も今となっては歴史です。「昔」の町並みというと、観光スポットとしてよく取り上げられるものは、江戸か明治時代から残っているものです。けれども、新城の大半の人たちが「ダサい」と思っているこの町並みは、 20年、30年経てば貴重な歴史的財産になります。空襲を受けていない、この昭和の田舎町の町並みが邪魔ではないと、発想を切り替えて、町並みを保存することができれば、「昭和街(しょうわまち)」の「生きた博物館」として、新城市が大人気のツーリストスポットに生まれ変わることができるのではないでしょうか?私はこのような夢を見ています。
平成に入ってからの建物の大半は、四角くてデザイン性に欠けていて、外壁がパネリングというものがほとんどです。なので、 20年後には、「昭和街」の町並みが懐かしくなり、教育的になり、魅力に満ち溢れたものになります。一口に昭和といっても、戦前、戦争直後、経済成長期、バブル最盛期と、様々な「昭和」があります。町並みに60年以上の歴史が現れるところにこそ昭和の魅力があります。
この町並みを保存して活用するためには、「平成化調整区域」「昭和街都市計画特別区域」を作る必要があると思います。最小限残したい場所は東新町の交差点から橋向の交差点までの旧道沿いの地域ですが、平井の交差点から、新城駅前銀座、そして文化会館と市役所まで広げることができたら最も理想的だと思います。
この特別区域にある建物に関しては、家や店舗の中はいくら近代的でも、道に面した側面の外見は昭和風に作ったり、すでにある昭和の建物を修繕したりする必要があります。このために、持ち主に与えられる補助金制度を作ることが有効的だと思われます。
「生きた博物館」ができると、旅行客のために、様々な分野の懐かしいお店やポケットパークを作ることができ、また、何よりも、様々な形でいろいろな人に仕事をする機会が与えられます。
このビジョンを実現するには長期的計画になるという理解が不可欠です。最低10年、もしかしたら20年かかるだろうと思います。なので、すぐに結果が見えなくてもあきらめずに忍耐することが必要になってきます。長期的にこれを運営管理する組織が必要になります。少しずつ進めることによって、新城が変わっていきます。
また、「お金がないから」と言って、あきらめてしまう人が多くいると思います。けれども、市の予算を使うだけではなく、市民から寄付を募ったり、企業にスポンサーになってもらったり、大学の街づくり研究所や歴史研究所の協力を得たり、歴女のグループの協力を得たり、また、今流行りの「クラウドファンディング」を使ったりすることもできるのではないでしょうか。
「昭和街の特別区域・生きた博物館による新城の活性化」はやろうと思えばできることです。今なら「昭和街」の保存はまだ間に合います。後数年待つともう遅いです。
最後に質問としてですが、
1.) 「昭和街」をつくることによる活性化策に対する考えをお伺いします。
2.) 昭和の建造物を活かした景観保全の特別区域を設定することについての考えをお伺いします。
3.)「昭和街」の可能性の展望についての考えをお伺いします。
以上、3つの質問を致します。
ありがとうございました。