どりあの新城ミッシング~トップ20 (その1)

ド大好きだった新城市から引っ越しをして、2ヶ月が経ちました。荷解きや事務的な仕事はまだまだ完了していません。引っ越す時に当たり前にやる、ガス、電気、水道などの手続きはもちろん済みましたが、それ以外のやらないといけないことでまだ残っているものがあります。10年以上新城に住んでいたので、「退会」や「住所変更」しないといけないところが本当にたくさんあって、まだまだ追いついていません。

新しく与えられた住まいは、新城の家に比べて大きさが半分ぐらいです。それだけだったらまだしも、新城を出る前に、息をつく暇もないぐらい忙しくて、なかなか上手に荷物の仕分け・処分をすることができませんでした。「まあ、いいやぁ~、持って行って、向こうに行ってから整理するしかない」と、そのまま詰めてしまったものが本当にたくさんあります。長女が今、海外へ留学に行っていますので、彼女の部屋が箱でいっぱいになっていますが、なんとかして7月中旬までに片付ければいけないのです。

 

ということで、家にいる時間が多くて、箱を空けながら考える時間がたくさんあります。今住んでいるところはステキな場所ですし、それについては改めて書きたいと思いますが、今回は、頭の中でぐるぐる回っている、「新城のここがよかったなぁ、本当に感謝だったなぁ」というのをリストアップしてみました。特に上位になればなるほど、ランク付けし難いものが多いのですが、話の種のために一応順番にしました。ということで、「どりあの新城ミッシング~トップ20」をお分かちします。

 

が、書いているうちにとても長くなりましたので、少しずつ紹介したいと思います。最初は20位から14位までご紹介します。

 

第20位

自転車でどこでも行けること

新しく住むことになったところは、ト・二・カ・ク坂が多いです。それがまた急な坂です。歩いて下りていく時に、昔富士山を下りた時と同じぐらい膝が痛くなるほど、急な坂です。上がる時は、何回か息継ぎのために止まらないといけません。自転車に乗っている人は、ほとんど例外なく電動アシストの自転車を使っています。自転車に乗ってどこにでも簡単に行けちゃった町が懐かしいです。こっちに自転車を持ってきたはいいけど、一度もまだ触っていません。よく考えてみたら、2週間ぐらい車の運転もしない時があります。運転といえば・・・

 

第19位

千両街道と岡崎までの道

 

なぜか頭の中によく思い浮かんでくる、この風景。岡崎の中学校に通っていた娘たちがいたので、5年間、ほぼ毎朝、豊川市の山手を走る千両(ちぎり)街道を通って、名鉄の「国府(こう)」という駅まで送っていました。とてものどかな道で、特に季節の変化を見ていくにはバツグンです。写真好きな三女は、学校に行く時間に日の入りが見える季節になると、いつも「カメラ」と言って、私のスマホでやたらと景色の写真を撮っていました。そしてなぜか、学校行事、保護者会、PTAがあった時にしか行っていなかったけど、岡崎まで行く東名高速の横を通る道、そして国道1号線の景色がよく思い出されます。

 

第18位

かかりつけ医、慣れた病院

引っ越した時に、新しい医師、病院を見つけるのが嫌いです。特に、新城では、かかりつけの病院がすぐ近く、歩いていけるところにありましたので、行きやすかったです。こちらに来てからまだ行く必要は生じていませんが、通い続けたいと思える医師に出会うまでの面倒なプロセスを考えると、気が重くなります。健康でいられますように・・・!

 

第17位

星空

本当にびっくりしましたが、ここは都心ではなくても、夜空は暗くないです。ちょっと薄明るいというか、いつまで経っても新城でいう黄昏をちょっと過ぎた時の明るさです。3月末にこちらに来てすぐに、最初に見た時は夜7:30ぐらいだったから、まだ暗くなっていないだけかなぁと思いました。半信半疑で夜中の12:30にもう一度見てみたら、同じ色だったので、本当にショックでした。新城の星空が恋しいです。

Shinshiro Night Sky

GWに新城に行った娘のインスタより

 

第16位

自分が知られていることの安心感

市役所の多くの活動に参加して、定期的にケーブルテレビに出ていた(最後の放送はこちら)し、英会話教室をしていたし、子どもたちが地元の学校に通って、家族で大きな教会に通っていたので、新城では知り合いが多かったです。買い物に出かけると、知っている人に会わないことがほとんどなかったです。「やった、今回は誰にも会わなかった!」と思っていたら、帰りぎわに駐車場で会ったりして。本当に小さな町でした。

また、私が相手を知らなくても、「地元のテレビに出ている人ですよね?いつも見ていますよ」と、直接声をかけてくれる人もいれば、面と向かっては言わないけど聞こえて来ることもあったり、もちろん思っていても口にしない人もいるし・・・。変なことができない、横断歩道がないところで道を渡ろうとすると、小学生は見ていないかなと考えたり・・・。でも、多くの人に自分の存在が知られていることにはある意味安心感があります。今は不特定多数の一人になって、とても違和感があります。

 

第15位

コメダ珈琲

やはり愛知県は喫茶店の文化が盛んで、その代表的なものがコメダ珈琲です。数年前に田舎町の新城にもできましたが、アメリカのエスプレッソスタイルのコーヒーショップとはまた違う雰囲気があって、好きです。しょっちゅうパソコンを持ち込んでは仕事をしたりしていました。都会は人がメチャクチャ多いので、喫茶店で気軽に長居できないのです。そして、コメダ珈琲は全国的に進出しているといっても、一番近いお店は行くのに多少面倒なところにあります。新城のコメダの私の「指定席」が懐かしいです。

Komeda in Summer

 

第14位

女性専用の健康体操のお店、カーブス

偶然にもコメダ珈琲の向かい側にあります。カーブスでの筋トレは本当に効果的でした。今のところも、家から歩いて行けるところにカーブスがあります。けれども、営業時間がある意味特殊なので、これからずっと通えるかどうか、まだわかりません。仕事が決まるまでは入会を控えています。家までの坂道を登る度に、体が悲鳴をあげていますので、早く再び筋トレができないかなぁと、願っています。筋トレもそうですが、カーブスで知り合った女性たち、しゃべったことがなくてもいつも笑顔を見せてくれた皆様、そして特にコーチの皆様にも、頻繁に会えなくなったので寂しいです。

(続く)