今回の一時帰国の私の個人的な目的は、とにかく家族とたくさんの時間を過ごすことでした。ミネソタにいる間は、それが概ねできたので、とても嬉しかったです。
今回、夕食を一番よく食べた場所は妹の家でした。子どもたちの習い事の予定などがあったりして、父母の家には行けないけど、来てもらうなら一緒に食べられるということでしたので、よく行きました。時には母が作ったのを場所を移してそこで食べたり、時には天才シェフの義理の弟の料理を食べたりと、娘たちがいとこたちと一緒に過ごせたのもよかったです。

Because of how schedules worked out, we ate lots of dinners at my sister’s house. Good cousin time!

My brother-in-law is an awesome cook! (My husband and my mom are good, too, but he’s hands-down awesome!)
また、母と一緒にクリスマスクッキーを作ったり、夕食の準備をしたりできたことも嬉しかったです。

I loved being able to spend time with my mom, especially making Christmas cookies together!
主人がミネソタの神学校で勉強している間に通っていた教会の日曜礼拝に行くことができたのもよかったです。

We were able to go to Sunday service at Woodland Hills Church, where we attended when we lived in St. Paul.
ひとつ面白かったことは、実家の近くの高校を夫婦で見学させてもらったことと、別な日に、娘たちが一日体験入学をすることができたことでした。アメリカの高校の現実を見る機会が他にないかもしれないので、一日だけでも経験することができたらと思っていたら、そこの高校にはちょうどパートナーをつけて一日一緒にシャドウイングすることができる制度があることを知ったので、とても嬉しかったです。

My husband and I got a tour and the girls got to shadow for a day at the local high school. (Many thanks to my dad for arranging this, and thanks to MHS!)
アメリカの家族のクリスマスイブとクリスマス当日の過ごし方は、いつも叔母のところに行きます。車で3時間ぐらい行った、北にあるダルース市に行きましたが、23日の夜はBentleyvilleという、「アメリカ最大の入場無料のイルミネーションディスプレイ」に行きました。私の写真では上手に表現することができませんので、その規模などが見たい方はネット上でのヴァーチャル・ツアーを観ることをおすすめします。

Bentleyville, “America’s largest free walk-through lighting display” (virtual tour from second link above)
叔母の家はスペリオル湖のセントルイス湾のそばにあって、日の出や景色が最高な場所です。

Sunrise on Christmas Eve, as seen from my aunt’s house

Saint Louis Bay off of Lake Superior, just a short walk away
クリスマスイブには、とても貴重な体験をすることができました。ホームレス施設を運営している非営利団体が毎年、ホームレスもしくはホームレスのための施設に住んでいた、過去の1年間で亡くなられた方々を追悼する超教派の記念式をダルース市役所の前で行っています。昨年は41名の方々が亡くなられましたが、それぞれの名前と亡くなった年齢が書いてあるプラカードを参加者が持って、ひとりすつ名前が呼ばれた時にロウソクを持ってその方々を記念する式でした。とても考えさせられるものが多くて、特に、「無名」として考えがちなホームレスの方々にはそれぞれ尊い名前と尊い命があるという自覚が改めてできて、とても良い経験となりました。

Vigil for the homeless in Duluth who passed away in 2016 (news report from link above)
クリスマスイブの夜には、親戚40人ぐらいが叔母の家に集まって、立食形式で一緒に夕食を食べたりします。昔はプレゼント交換をやったりもしていましたが、最近ではそれがなくなりました。家族と楽しむ時間を大切にしています。本当に長い間会っていなかった多くの親戚と会うことができました。

Christmas Eve dinner — about 40 relatives gathered at my aunt and uncle’s home
また、叔父はユダヤ教徒ですが、今年は、太陰暦に基づくユダヤ教のお祭り「ハヌカー」が、クリスマスイブと同じ夜から始まるという、珍しいタイミングでした。なので、ハヌカーで使われるメノーラーのロウソクの灯し方を見せてくれました。

My uncle, who is Jewish, explaining the lighting of the menorah on the first night of Hanukkah.
そして夜10時に、近くの教会で家族5人でイブ礼拝のキャンドルサービスに行くことができました。

The five of us went to a Christmas Eve candlelight service at 10:00 p.m. at a local church.
クリスマスの朝は、あま~いパンの朝食を食べたり、プレゼントを開けたりした後、天候が午後から悪化するという予報になっていたので、早めに帰って、次の日の準備をしました。26日から1月1日までは、カルフォルニア州でもたれた日本人クリスチャンのための修養会に行きました。(細かい説明に興味のある方は主人のブログをご覧ください。)ここで主人が4回メッセージを取り次ぐことになっていましたが、私が主人のメッセージの同時通訳をしました。また、英語を話す参加者のために日本の文化についてのセミナーを教えることもできました。12月31日の午前8時に「明けましておめでとう!」というテキストが日本からたくさん来ましたので、少し不思議な気分でした。私たちのカウントダウンは、この修養会でしました。そして元旦の日に主人が日本に帰って、ガールズ4人で再びミネソタに向いました。

EC16, a conference we attended in California for Japanese Christians, sponsored by the Japanese Christian Fellowship Network. My husband was one of the keynote speakers.
ミネソタに帰ってからは、とにかく父母と少しでも多くの時間を過ごしたいと思っていたので、高校の時の友人と会うのを一人に限定しました。けれども、いろいろな用事(運転免許証の更新など)や、特に娘たちの買い物(「まだあのお店に行っていない」「これ、返品しないといけないけど・・・」「Mall of Americaのジェットコスターにまだ乗っていない」)にかなり振り回されました。これもまた楽しかったのですが、少し疲れました。また、ふと気がつくと、自分自身が買いたいと思っていたものをいくつか買い忘れたりしました・・・。

When in Minnesota, the obligatory shopping and rides at the Mall of America…
けれども、父とゆっくり話をして、空軍時代の貴重な話を聞いたり、何回か夕食をまた妹の家族と一緒に大勢で食べたりできたので、最後の数日の過ごし方としてはよかったと思っています。娘たちは今高1、中3、中2ですが、後5~6年もすれば全員が大学生です。一人でいろんなところに行ける年齢にもなりますので、もしかしたら5人でミネソタの実家に帰るのはこれで最後だったかもしれません。

My mom’s homemade pizza!!!
実家から遠く離れた海外に住みながらもできる限り家族を大切にしていきたいものです。SkypeやFaceTimeではまだハグをすることができるほど技術は発達していませんので、久しぶりに一時帰国をすることができて、家族とたくさんハグすることができて、心が感謝でいっぱいです。

Can’t hug via Skype or FaceTime yet, so I sure am glad we got to go home!
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