三女が全国の写真コンテストに応募し、中学校の部でグランプリを受賞しました!
そして恥ずかしいことに、その写真にはなんと、私が写っているのです!
このコンテストは、「はたらくすがた」というもので、学生が大人が働いているところをカメラに収めていくのが目的です。株式会社アイデムが主催しているコンテストです。
子どもたちに、様々な「はたらくすがた」の写真を撮ることによって、仕事について、働くということについて考えさせることが目的だそうです。学校単位でエントリーすることもあって、学生個人の賞の他にも、小・中・高の各レベルの学校のコンテストへの取り組みを称える「団体奨励賞」もあります。子どもたちに、将来について考えるきっかけを与えます。また、高校レベルでは写真部の生徒も多くて、将来プロの写真家を目指している生徒もいますので、その意味でも、将来へのステップになるようなこのコンテストの主旨はとても良いものだと思います。
さて、娘の写真ですが、三女の中学校では、夏休みの宿題の一部として、様々なコンクールやコンテストのリストが渡されます。その中でアイデア発明のコンテストは必須ですが、それ以外にも、よくある作文やポスター、書道のコンテストもあれば、詩や写真のコンテストもあります。宿題は、これらのコンテストの2つ以上に応募することです。元々芸術的なことが好きな三女はこの写真コンテストを選びました。
そして、かなり多くの小学生、中学生の生徒もそうなのですが、収める「はたらくすがた」が自分の両親や祖父母だったりします。そこで、私の英会話教室の登場です。
娘が撮影したレッスンでは、年少と年中の男の子しかいないレッスンで、私が読み聞かせをするのが大好きな、エリック・カール氏の The Very Hungry Caterpillar (はらべこあおむし)を読むことにしました。読み聞かせの間中、ずっと娘がパチパチと写真を撮っていました。
娘が撮った写真をアップロードして、最初に見た時、この写真はすごくいいと、すぐにわかりました。(私も10才ぐらいの時から写真が趣味で、中3の時の学校のアルバムの写真の多くは私が撮った写真だったくらいなので、写真を見る目はあると思います。)
それ以外の写真で、表情が私の母親に似ていて笑えたと写真をフェイスブックにアップしました。
けれども、例の写真は本当にいい写真だし、もしかしたら何らかの賞が取れるかもしれないと思って、あえてSNSには挙げないようにしました。
そしてその予想が当たりました!
でも、まさかグランプリとは・・・。娘がそれを伝えるために学校から電話かけてきた時は、衝撃で文字通り、しばらくの間動けませんでした。
とても嬉しいです。私自身が被写体なので、本当に、ちょっぴり恥ずかしいですが、娘のためにとても嬉しいです。
朝日新聞の小学生、中学生の新聞にも大きく載り、東京でそれを見たフェイスブックの友だちから、「偶然にあなたを見つけたよ!」というメッセージまでもらいました。(「You have genius daughters!」と言ってくれましたが・・・。)
11月26日に表彰式が新宿で行われたので、そのために上京しました。そして写真が展示されているのを自分の目で見ることができました。これもまた、嬉しかったです。
けれども、この写真の面白いところは、どうがんばっても、自分では客観的に見ることができないでいることです。最初にアップロードして、見た時は、とてもいい写真でもしかしたら賞を取れるかもと思っていた割には、他に賞を取った写真と並んでいるのを見ると、その良し悪しを評論したり、比較したりできないのです。この写真を見ると、大好きな生徒たちが私の大好きな絵本に楽しそうに聞き入っているのしか目に映らないからです。
写真って、不思議ですね。
これからも、私も三女も、その魅力をますます追究できたらと思っています。
おめでとう、みどり!!
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